身体の内側から健康にすることによって基礎代謝が向上ブログ:09月08日
あたくしの母親や祖母は、
すごく料理が好きでした。
お菓子はいつも母親の手作りで、
好物と言えば、最も古い記憶にあるのはマドレーヌ。
当時にしてはとてもモダンなお菓子だったと思います。
もっと驚くのは、
母親にとっての「おふくろの味」が
タンシチューであったこと。
母親の時代でさえ店頭には今みたいな薄切りのタンはなく、
一本丸ごと注文して
ずんどう鍋でコトコト煮ていたのですから、
祖母の時代はなおさらのことだったと思います。
母親も生クリームを
牛乳屋さんと交渉して手に入れていたとよく自慢していました。
しょっちゅう母親が作ってくれた料理は
ジャガイモの「ニョッキ」。
大きくなってから
本場イタリアンのニョッキとは全然形が違うことを知って、
びっくりしました。
あたくしの頭の中では
ニョッキといえば白玉団子のように円盤形でした。
どこで作り方を知ったのか母親も覚えていないのですが、
あれのルーツを知りたいと今も思っているんです。
もう1つお菓子で大好きなのがシュークリーム。
母親に教わってよく作っていたのですが、
息子の頃、どうしてもショートケーキくらいの
特大シュークリームを作りたくて挑戦し、
大失敗したことがありました。
その時は機械を使わず、
人の手で生地に混ぜこめる卵の量に
限界があるなんて知らなかったんです。
卵がなかなか入らず、
ついにはすり鉢やスリコギまで登場…
結局、ふくらんだと思ったらペコっと落ちてへこんでしまい、
これには息子ながらに大ショック!
自信満々だっただけに、
今でもその経験はトラウマになっているほどです。